2024年8月8日(木)地元企業魅力発見バスツアーを行いました。
このバスツアーは、四日市市との連携事業で、地元の魅力的な企業を学生に知ってもらう趣旨で、年2回、開催しています。
前期は「産業とまちづくり」の履修者のうち希望者を対象として実施しました。
今年度から科目名が変更になったこともあり、「まちづくり」と関係のある企業を選定して実施しました。
1社目に訪れたのは、三岐鉄道株式会社。学生も通学バス等で利用している馴染のある企業です。バスや鉄道といった公共交通機関はもちろんですが、それ以外にもさまざまな「まちづくり」に関連する事業を展開されていることをお話いただきました。
2社目は、株式会社中村製作所のオープンファクトリーカフェを訪れました。
中村製作所は、「空気以外なんでも削ります。」をモットーとする部品加工メーカーですが、新業態として蓄熱調理ができる土鍋(ベストポット)を開発・販売しており、別会社MOLATURA(モラトゥーラ)として展開しています。今回訪問したオープンファトリーカフェは、ベストポットの製造現場であると同時に、ランチやドリンクを提供するカフェでもあるというユニークな店舗です。学生たちはベストポットを使ってお米を炊く体験をさせていただき、その間に陶磁器の製造現場を見学しました。
3社目は、四日市港ポートビル。100mのビルは見て知ってはいましたが、実際に14階の展望展示室「うみてらす14」は初めて登る学生も多かったです。高いところからみる眺望を楽しみながら、港の役割や施設について四日市港の方にからお話を伺いました。
4社目は、藤原工業株式会社を訪問しました。藤原工業は、空調・給排水・消防などの配管をおこなう企業で、四日市市内で行ったことのある設備も手がけていました。スーパーマリオのマリオも配管工なんですね。そんな楽しいお話や体験ができました。本学の卒業生からも企業の説明をうけ、学生たちもとても参考になったと思います。
最後に、じばさん(四日市地場産業振興センター)で地場産品の説明と見学を行いました。
「まちづくり」というと行政やNPOが主体だと思いがちですが、実際には、地域を支えるさまざまな企業があることを知ることができたと思います。
学生からも「四日市への愛着がさらに高まった」「就職して地域に貢献するということがよくわかった」「とても良いツアーだった」と好評でした。
(文責:総合政策学部 教授 岡)