「男女がいきいきと働き続けられる企業」について考える

四日市市は、男女がいきいきと働き続けられる環境づくりを推進している企業の功績を顕彰するとともに、 こうした取り組みについて広く市民の皆さんに知っていただくために、「男女がいきいきと働き続けられる企業」として表彰を行っています。 

四日市大学は、今回、四日市市の協力を得て、令和4年度奨励賞受賞企業フレッシュ物流株式会社(四日市市)の福長万里子社長に「ビジネスマネジメント」の授業で講演をしていただきました。

福長社長からは、同社の女性の戦力化、寺子屋塾、百人百通りの働き方の取組について説明がありました。

女性の戦力化に向けて、安心できる環境のために、様々な勤務形態の百人百通りの働き方を準備し、未経験者でもやれるような仕組みづくりを行なっています。そして、2020年以降、健康経営に力を入れ、健康経営優良法人2022(中小規模法人部門)の認定では、全国の上位500社に与えられるブライト500の認定も取得しています。

社長の今後のビジョンのなかには、家族3世代働ける会社づくりがあります。子どもが生まれる働き盛り世代は出産・子育てが大変です。出産・育児をサポートするためにその親世代(こどもからみたら祖母)の育児休暇をつくりたいそうです。これは、社長や社員の方の経験から生まれた発想です。社長は「これはぜひ実現したい」とおっしゃっていました。

「社員全員が健康で楽しく仕事ができる」「生涯現役」を追求している会社の姿が伝わってくる講演でした。

当日は、企業から社長以下6名、四日市市から2名が参加していただきました。

(写真:教卓から履修学生を見ているのは、同社キャラクターです)

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