本学は三重県の協力の下,「三重のサステナブル経営アワード」受賞企業の皆様に特別講義を行っていただいています。
今回は四日市を中心に活動されている総合建設会社の久志本組様にご登壇いただきました。
創業はなんと明治35年。120年を超える老舗企業でありながら,時代の先を行く技術革新に挑まれています。
たとえば三重県で初めての3Dプリンタの実践実験や,最新技術の測量機の導入といった先進的な活動をされています。建設業は労働生産性が低い」という課題があるそうですが,貴社は上述のようなテクノロジーを活用し,少ない人数で,より大きな成果を上げるための取り組みをされています。
自動車や食品の工場,体育館などの教育施設や堤防といった大きな仕事を手がける企業でありながら,お休みも充実。ボーナスも年3回。建設業では29歳以下の就業者数の割合が低いそうですが,貴社はそうした年代の割合が39%。
200年企業を目指して時代の先をいく貴社の活動に,今後も目が離せません。