卒業生が語る「まちづくり」

 本学の2期生で、現在、津市役所にお勤めの原田さんに、「市民とまちづくり」の授業にお越しいただき、お話を伺いました。

 「在学中はあまり勉強も出来ず、出席率も悪くて目立たない学生だった」と、自嘲気味に語る原田さんですが、30代半ばの頃に、有志で「津に来て戦隊ツヨインジャ―」という戦隊ヒーローもののパロディのようなご当地ヒーローを結成したのを契機に目覚め、その後、市の職員としての仕事の傍ら、まちを元気にする様々な活動に取り組むようになったとのことでした。

 なかでも、学校給食のメニューだったジャンボ揚げ餃子を「津ぎょうざ」と命名して、まちの知名度アップのために活動してきた「津ぎょうざ小学校」の活動は、小学生の格好をモチーフにしたそのユニークで突き抜けたパフォーマンスも受けて、ご当地グルメでまちおこしの祭典「B-1グランプリ」でゴールドグランプリを獲得するなど、各方面から高い評価を受けています(原田さんはこの津ぎょうざ小学校の4人いる代表の一人“生徒会長”を務めています)。

 「何もないと愚痴るよりも、なければ何かを自分たちで作ればよい!」「できる人、知っている人、やる気のある人と知り合いになれば、自分自身は能力のない凡人でもまちづくり活動はできる!」といった、経験に裏打ちされた熱い言葉は、後輩たちの脳裏にも、しっかり刻まれたのではないでしょうか。

原田さんが関わってきた様々な活動についての説明
津ぎょうざ小学校の設立について語る原田さん
津ぎょうざは学校給食のメニューとしてつくられたのが起源です
今秋開催の「東海北陸B-1グランプリin四日市」も大いに盛り上げてくれそうです
最後は小学生スタイルに着替えてのパフォーマンスも披露しくださいました

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