河村産業と「SBT」を考える

四日市大学は三重県の協力を得て、「三重のサステナブル経営」表彰企業の皆様に特別講義として講演をしていただいています。

今回は、河村産業株式会社 総務部係長 舘裕貴様、管理本部統括 河村香保里様にご登壇いただきました。

河村産業(四日市市)は、スリット加工やプラズマ表面処理等の加工技術を行なっている素材サプライヤーで、

「見えない場所から世界を支える」企業です。
同社の特徴は、広範な供給先(発電か設備から半導体まで)と高付加価値にあります。

講義では、舘様から事業内容やサステナブル経営の取組(環境問題、次世代育成、地域貢献、従業員満足など)についてお話いただきました。

後半は、河村様から環境問題への取組SBTについてお話いただき、グループワークを行ないました。

SBT(Science Based Targets)は、国際的な枠組みであるパリ協定の水準に整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標で、河村産業は2022年にこの認証を取得しています。グループワークでは、SBTのSCOPE3のカテゴリーに沿って、学生に課題が与えられました。

SBT? SCOPE? 

慣れない用語に当初戸惑った学生も、身近な経験から環境問題(温室効果ガスの削減)を捉えられることを理解しました。

当日の授業の様子は、同社ホームページにも取り上げていただきました。

https://www.kawamura-s.co.jp/news/2149/

ありがとうございました。

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