キラリと光る企業を見学してきました

2024年9月5日(木)、愛知県犬山市で株式会社デンケン様、喫茶れとろ様、株式会社ココトモファーム様を訪問し、それぞれの幹部の方々からお話をうかがいました。この企業見学は、総合政策学部で二村ゼミの有志が企画したものです。

株式会社デンケン様

http://www2.ai-link.ne.jp/denken/index.html

エレベーターやエスカレーターなどの部品を製造している企業です。他社にはできない加工技術があり、大手企業とも取引があるそうです。

オフィスでは実際に稼働中の生産管理システムを見せていただき、どの部門で誰がどの工程を進めているかなどを把握できるシステムに学生たちは驚いていました。また、現場では品質管理などのさまざまな工夫を教えていただきました。学生たちはJIT(Just In Time)、受注生産、山崩し、平準化、多能工化……といった製造業ではよく使われる用語をノートいっぱいにメモしていました。

高いものだと1台で数億円する工作機械が何台も並んでいる現場では、ハードへの投資とあわせてソフトにもバランスよく投資していることを学生たちは感じ取っていたようです。
この工場では半導体製造工場内の搬送設備に使われる部品も作っているそうです。四日市大学の近くの工場でも使われているかもしれませんね。

喫茶れとろ様

http://kissaretoro2017.com/index.html

「自分のカフェを開店する」という長年の夢を7年前に実現させたオーナーのお店です。お店を開くための準備段階でも、また開店後もいろいろとご苦労をしつつ、お店の経営を目一杯楽しんでいる話をオーナーからうかがいました。見学した学生もいつか、自分でお店や会社を経営する夢を描いていたようです。

昼食も喫茶れとろ様でいただきました。コーヒーにこだわりを持っていて、かなり詳しい学生も「おいしいコーヒーです!」と話していました。

株式会社ココトモファーム様

https://www.cocotomo-farm.jp

農業と福祉と商業・工業を結びつけた、非常にユニークなビジネスモデルの企業です。2019年の創業以来急成長中で、すでに20店以上を展開しています。以前からIT企業や放課後等デイサービスなどを経営していた社長がココトモファームを起業した背景や深い想いをじっくりと教えていただきました。

見学した学生たちはコンビニエンスストアやディスカウントストアでアルバイトをしているそうですが、そうしたアルバイトの現場と、話をうかがったココトモファームでは大きなちがいを感じ取ったようです。

就職について本格的に考え始めた学生たちにとって齋藤社長のお話は、「何のために働くのか」「働くことの意味」を考える、いいきっかけになったようです。

こちらはココトモファーム社長の著書です。

お忙しいなか、学生たちのためにお時間を頂戴した株式会社デンケン様、喫茶れとろ様、株式会社ココトモファーム様にあらためて感謝申し上げます。

(文責:総合政策学部 特任助教 二村)

関連記事

最近の記事

  1. 総合政策学部第1回研究会を開催しました

  2. 近代日本の捕虜言説についての研究

  3. キラリと光る企業を見学してきました

  4. 岡本かの子の文学

  5. 「住み続けたい地域と働き続けたい職場に関するアンケート」を実施します

アーカイブ

TOP